意外とおもしろかった!漢字ミュージアム
前を何回か通ったことはあるけど、予想ではインバウンドの方々のための観光施設なのだと思ってました。
で、今回とうとう単独体験することに。
入館料800円を払うと、体験シートをもらえます。これを使っていろいろと遊べるのですが、けっこういい記念になるんですね、これが。
平日ということもあって、数組しか人がいませんでした。
入口にはドーンと毎年年末恒例にテレビで見る今年の漢字が。
そうでした、2018年の漢字はこれでした。
まず最初に置かれてあるのは、漢字の元祖ともいえる甲骨文字。
動物の骨に刻まれている最古の漢字の形と言われているものですね。
骨や亀の甲羅のひびによって占う太古の占いに関係しているもののようです。
ノートやパソコンの元祖ということになるでしょうか。
あの有名な金印をシートに押すことができます。これはなんかちょっとワクワクしてしまった。
この台のところで、自分の名前を古代の漢字のスタンプで押すことができます。
人によって今の漢字とまったく違う表記になるのかもしれませんが、私の場合一文字しか違わなかった。
古代人でも読めるってことだな、この名前。
2Fに上がる階段のところにある漢字タワー。「漢和辞典」に載っている五万字の漢字がびっしりと書かれています。
自分が知っている字なんて、ほんの一部なんだなあとつくづく実感。
2Fエリアにもいろいろ遊べるコーナーがたくさんあって、これがけっこう中味が充実していて見ているだけで楽しい。
巨大湯呑の向こうには、漢字回転すしというコーナー。魚の漢字クイズになっています。
日本で作られた独自の漢字もいろいろ。「へえ~」とついつい声が出てしまうコーナー。
この象形文字、なんの漢字の元だと思いますか?
というコーナー。下にある穴をのぞくとー
ちょっと笑えた。
このコーナー気に入って一人でへらへら見てたら、係のおねーさんが側に来ていっしょに説明しながらつきあってくれました。
この他、企画展もあって今回は「名前」についての内容で。昔の名前からキラキラネームまで、いろいろと興味深かい内容でした。
漢字で遊ぶ以外にもう一つの見どころが。
祇園祭の映像が流れていて、各鉾のミニチェアや衣装なども展示されてあります。なかなかの見ごたえ。
この高さからの写真はちょっと撮れませんよね。
さて、ここで一息
カフェタイムです。
和雑貨の「くろちく」さんが手掛けているカフェです。
こちらの人気のサンドイッチをいただきます。
京水菜としば漬けが入ったサンドイッチ。
シャリシャリした歯ごたえとあっさり感がおいしい。
じゃがいもとバジルがたっぷりふりかかったサンドとシンプルだけどボリュームありそうな卵とハムのサンドも気になるところです。今度ためそう。
このカフェは、漢字ミュージアムに入館しなくても利用できるので、今度通りかかった折には間違いなく吸い込まれそうです。
表の通りの喧騒をよそに、静かだし。
漢字ミュージアムは、観光客向けではありませんでした。予想に反してかなり楽しめるところです。
年間パスポートがあるのもなんかわかる気もする。家族連れで来ると盛り上がるだろうなあって感じ。
今回は急ぎ足だったので、パネルも全部読めなかったこともあるし、体験できないコーナーもあったので、今度は誰か引っ張って来ようっと。