こごみの旅日記

旅でもらった思い出いろいろ

行き当たりばったりドライブ旅② (榛名神社から乗鞍まで)

ご飯がおいしい朝ごはん

「おはようございます」とレストランに行くと、平日だというのにたくさんのお客さん。さすが夏休み。オーモリ旅館のおばちゃんたちが迫力満点元気溌剌で動き回っていました。

地元のブランド米「花ゆかり」で、ご飯がおいしいこちらの宿の朝ごはんは、地元の食材を中心にしたおかず。納豆や生卵だけでも1、2杯はいけそうなのに、ご飯のお供となりそうなお皿のそうそうたる顔ぶれ。

 

 ベーコンと地元野菜の蒸しもの

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 キビ入りおかゆ       器におすすめと書いてあります。 

              「ゆずのきのこみそ」ご飯に合う!

 

おかゆ一杯とおかずでお腹が膨れてしまったので、ダンナに生卵を差し出してみると受け取りました。なんと自身の朝ごはん記録を更新。山もり四杯完食。

 

さてどこへ行こう

曇ってはいるものの、雨は降っていない。

車を走らせていて、目についた表示が「榛名神社

よし、行ってみよう。

 

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山の中の荘厳と爽快「榛名神社

 

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何も知らずに何も考えずに、足を踏み入れましたが、後で調べるとここは関東屈指のパワースポットだとか。

 

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本殿までの参道は長く、予想以上の山歩き感に嬉しくなってしまう。

 

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滝や変わった形の岩などは、立て看板で教えてくれます。

 

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ふと横を見ると、こんな巨岩の景観

 

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吸い込まれそうな樹木の静謐な空間

 

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双龍門の隣にも巨岩。双方迫力ありすぎ。離れて見ると門が岩に埋もれるように建っています。

 

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汗だくになりながらの、本殿到着。

下調べも何もしないでの対面は、結果よかった。途中の建物からして予想はしていたものの、それでも想像以上の荘厳さ。

 

背後の巨岩は“御姿岩”というそうで、その奥にご祭神であるカグツチハニヤスがおられるということ。

歴史の古い神社は、それだけ政変やいろいろな出来事に巻き込まれることも多く、守り切れなかったものや変化していったものも多い。

こちらもしっかり明治の神仏分離の憂き目にあったようだ。

 

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とにかく装飾がみごと。この巻き付いている龍は有名みたいです。

 

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上から下まであちこちにびっしり。一つ一つゆっくり見たらきりがなさそう。

 

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何者かな…

 

榛名神社は大規模修理のまっ最中で、本殿の隣の国祖社は見られませんでした。残念だけど、まあいつか再訪するかもしれない時のことを考えて、楽しみを残しておくということで。

 

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石の柵の上には苔がびっしり。なんだ、この絵になる感じは、とパチリ。

 

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美しすぎる苔

 

正面の門が近くなると、徐々に霧が出てきました。

 

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振り返ると次第に霧の中に姿を隠していく神社。

 

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もう一度振り返ると、もう神社は霧の中に姿を消していました。

 

その後辺り一面すごい霧に包まれて、帰りにゆっくり見ようと楽しみにしていた榛名湖も真っ白けで何も見えませんでした。

 

お腹がすきすぎて道の駅

お昼を過ぎて、お腹も減ってきましたが、朝ご飯四杯おかわりの男はさすがにまったくお腹がすかない様子で、何も食べるつもりがない。

腹たった挙句の私、

 

「四杯も食うからやろーが!」

「自分が生卵寄こすからやろお!」

「辞退せーよ!」

 

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ということで、一時間ほど走った所にある道の駅「あがつま」へ寄りました。

 

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名物「デビルズタンバーガー」の写真を見て、「あー、食いたい。でも食えない」と悲しそうなダンナをよそに、こちらも名物「やまと豚メンチ」をいただきました。こんにゃくが入っているそうです。(食べ終わってから気づいた)

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いちごとバニラのミックスソフトも。

「やっぱりこっちに来たらイチゴやし」

「イチゴは栃木やで」

「…」

まあ、おいしかったし、いいやん。

 

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クラフトビール買いました。“吾妻”と“嬬恋”をかけてあるそうです。

 

乗鞍に向かってひたすら走る

昨日の晩酔っ払いながら、ネットで見つけて予約したのが乗鞍温泉。

ということでがんばって向かわねばならない。

 

途中雨が降ってきて、けっこう激しくなってきたので、どこかに寄るのも断念して、ひたすら走る走る。

 

途中寄ったSA「月の里おばすて」で買ったおいしそうなものたち。

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信州の名物がいろいろとそろっていました。10年以上前に行った杏の里千曲市が懐かしくて、また行きたくなりました。

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信州ならではのおみやげ。味の違いがわかるかどうかは別として、何か楽しい。

 

乗鞍温泉「山水館信濃

乗鞍高原といえばスキーのイメージですが、乗鞍温泉は乳白色の硫黄泉が自然に湧き出ている本格的な温泉地。

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標高1500メートルは、やっぱり涼しい!

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宿のまわりは緑と樹木に囲まれて、最高に爽やかな環境。

 

100パーセント源泉かけ流しの温泉は最高でした。いつ以来だろう、硫黄の香りの温泉…(´ー`)

 

夕食は山の恵み

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やはり主役はこれです。囲炉裏端でいただくカモ鍋と川魚の串焼き

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あぶらがのったサーモン。酒がすすむ。

 

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乗鞍の郷土料理「番所きゅうり」は、この辺りでしか食べられない逸品。

きゅうりよりも瑞々しい感じかな。きゅうりもあっさりだけど、こちらの方がもっとあっさりしているような気がします。

水分補給にいいおやつにもなりそうです。

 

なんかものすごくでかいビンの地酒飲んだのですが、名前も覚えていない。

写真も撮り忘れた。

本日の「信濃」さんも、昨日に続き大正解の直前予約宿でした。

 

2日目終了。