和歌山好きの道の駅めぐり
和歌山の道の駅にはまったのは、十数年前のこと。
一時期、日帰りで和歌山に行ける距離に住んでいたことがあったので、あちこちに行きまくりました。
当時皮膚湿疹のアレルギーに悩んでいたので、梅干しがいい(?)という誰かからの情報をもとに、出向いたという動機もあってのこと。
その梅干しの種類の多さと、道の駅のバラエティーに富んでいることに衝撃を受けて、引っ越してからも、年に数回はドライブがてら出かけます。
毎回「あそこで何を買って、アレを食べよう」などと計画をたてて。
そのなかの一部分ですが、今回ゴールデンウイークに立ち寄った道の駅を並べてみました。
道の駅「青洲の里」
江戸時代の外科医で、初めて全身麻酔で乳がん手術を成功させた「華岡青洲」の住居兼診療所が見学できます。
といっても、道の駅ばっかり覗いて、記念館は見学したことがないという不届き者の私たちです。
今回は混雑状態だったので、買い物しただけでした。詳しくはこの記事でどうぞ。
ソースやポン酢などを作っている和歌山のメーカー「ハグルマ」は、なかなか大阪ではおめにかかる機会も少ないので、ここに立ち寄ると必ず購入します。(写真中のみかん飴以外)
これだけ買って800円代でした。
この日は、高野山へ向かい吉野で宿泊です。
道の駅「ごまさんスカイタワー」
龍神温泉で有名な龍神村の山々の絶景を楽しめる道の駅です。
レストランもあるので、たまたまいつも混雑している時間帯に引っかかってしまって、今回は初めての訪問でした。
展望塔の入場料は300円です。かなりレトロ感のある内部。天井がはがれていたりして…(;^ω^)
でも、景色は最高!ここからでないと、味わえない眺め。
曇天もまた、迫力のシチュエーションの一つに。
表示板の龍がかっこよくて、おもわずカシャッ。
車窓から見えるのは、ひたすら山、山、山。
何回通っても癒されるお気に入りの景色です。時々降る雨で、緑がいちだんとつややか、鮮やか。
道の駅「水の郷日高川 龍游」
こちらも山の幸がいっぱいあってお気に入りの道の駅なのですが、つぐみ食堂の名物「龍神そば」と「しいたけバーガー」はいつも売り切れ。
特産のしいたけや山の幸を使った10食限定の人気商品で、これまでありつくことができなかったのですが、今回はがんばって午前中にとびこんで念願かないました!
ものすごく肉厚のシイタケのフライがドカッと真ん中に。ベーコンとレタス、玉ねぎが同居。ふわふわのパンにギュッと挟まってます。迫力の大きさ。
サラダと自家製ミネストローネのセットで900円。ミネストローネも具沢山でおいしい!
龍神そばは、トッピングの天ぷらを選べます。こちらかきあげ、端っこにでっかいしいたけが見えるでしょうか。せっかくですから名物「めはり寿司」を100円で付けました。
道の駅「熊野古道中辺路」
大きな道路に面している道の駅ですが、世界遺産熊野古道の中辺路エリアです。
私たちのようなドライブ陣と古道を歩く人たちがいっしょに休憩できる道の駅なので、名物をはじめ、レストラン、お弁当や飲み物甘いものも豊富にそろっています。
どれも地元ならではでおいしそう。目ハリ寿司とサンマ寿司のコラボパックが気になったのですが、さすがにお腹がいっぱいだったのであきらめました。
休憩を終えたハイカーたちが出発するのを見て、「ちょっとだけ行ってみようか」などとウチの連れがのたまったので、「みなさんの装備を見よ」と諫めました。
ここから熊野古道は木の根道として、熊野大社へと向かいます。舗装されていない山道を軽々しく上着も着ずにひらひらしたシャツ一枚の手ぶらの分際で!恐れ多いこと言うでない。
いつか本格的に歩きたいなあと思ってます。でっぷりと腹の出ているウチの連れは無理です、絶対。
和歌山特産の柑橘「じゃばら」製品は、ここだけでなく和歌山県内いろいろな所で売っています。ゆずに近いので、果汁を活かしてお菓子やドリンクなどの加工品に向いている果実です。あっさりとさわやか。
高原霧の里休憩所
道の駅ではありませんが、熊野古道のハイカーたちのための無料休憩所があります。標高330メートルの集落は、その昔参拝の人たちのための宿が多くあった場所だそうです。
目の前にパーと開ける景色がすごく気持ちいい。
昔からあった名物の水車が、近年復活したそうです。
ここから歩いてすぐの所に「高原熊野神社」があります。
熊野本宮から勧請された神社で、創建が1403年と比較的新しい(?)神社だそうです。このような小さな神社はその昔いたる所に存在していたのですが、明治政府の愚策によりほとんどが消滅してしまいました。
その中で、かろうじて残った神社だそうです。
コケだらけの巨木が立ち並び、静謐な空気。
災害で倒れた神社の木で作られた龍だそうです。迫力!
道の駅「ふるさとセンター大塔」
こじんまりとしていますが、欲しくなる手作り感満載のおみやげの品ぞろえ豊富です。木工品があって、時によって「え、この値段で!?」とびっくりするお値打ち品があったりするので、こちらもよく立ち寄ります。
まわりがとても気持ちいい環境の場所なので、体を伸ばして、しばしぼんやりしている時間が気に入ってます。
道の駅「しらまの里」
紀伊半島を北上し、有田へと入ります。
ここは買い物感覚で寄るので、すっかり写真を撮るのを忘れていました。
今回の収穫。これで1,500円くらいだったかな。
今回初めて遭遇した手作りこんにゃくは、出来立てで暖かかった。コリコリというよりサクサクに近い食感でしょうか。
柑橘は「せとか」で、種がめちゃくちゃ多くて食べにくいのですが、それを払しょくするくらい果汁が…すごい。甘い。いつもジュースにして飲みます。
山の中の景色ともお別れ。窓をあけて車の中にも肺の中にもめいいっぱい空気を取り込んでおこう。
また来ます。
番外編「秋津野ガルテン」
道の駅ではありませんが、田辺市のグリーンツーリズム施設「秋津野ガルテン」に立ち寄りました。
グリーンツーリズムとは、農業漁業の地域においての滞在型の交流体験のことで、こちらは元上秋津小学校の校舎を利用したレストラン、カフェ、宿泊もできる複合施設になっています。
レストランは満員でしたが、カフェでおいしい柑橘スイーツを満喫です。
こちらに詳しく書きましたので、よろしければ。
この時期の南港名物、アチハ㈱さんのクレーンこいのぼり。毎年カメラを向けては失敗ですが、今年はなんとかギリギリ収まりました(^^♪
この時期は、このお魚たちの泳ぐ姿に会えるので、ちょっと沈み気味な旅の終わりも、最後にテンションあげることができます。
今年もありがとうございます。