三田市の「方廣寺」でお花もカエルもみんないい表情
紅葉が綺麗な所だそうだけど、今は白モクレンのが見ごろなのだとか。
でも身頃は三月いっぱいということで、「もう終わってるかなあ」と言いつつ、ドライブがてら。
とにかく静か―なところ。
予想通り白モクレンはほぼ終わってました。
でもいろんな花がところどころに咲いてる。
このお寺の有名な枝垂れ桜の古木。
椿が綺麗でした。
本当にみごとに首だけ落ちるね。
まるで道全体が巨大なポプリ。
こういう木をみると、さあ、どうぞどうぞ、と歓迎されているように見えてしまう。
スズランに似ているこちらは、スノーフレーク。
こちらは本堂の桃。
もっといっぱいお花撮ったんだけど、なんかことごとく失敗してた。
こちらのお寺の実は石庭で有名。砂に石が配置されている京都の竜安寺式の石庭。
石は「心」という字を形づくっているそうです。
渡り石を歩いていたら、旦那が足元を見て「おっ」
石の陰にじっと潜んでいらっしゃった。
いい顔してるね。
しばらくにらみ合っていたが、とうとうこちらが根負けして、ちょっとだけ足に触ってしまったら、ぴょんと出てきた。
ごめんねえ。
お花もカエルもみんないい表情
つくづく魅力的
遅ればせながら、公園にお花見。
よく通る道なので、普段から見慣れているお馴染みの立派な大木たち。
ちょっと公園のハズレにあたるので、あまり人はいない。毎年この季節はやはり特別で楽しみ。
ただ、ここ数年桜が咲くと、人の多さがハンパではなく、平日だろうが関係なくこの辺りまで人で溢れかえり、写真なんか撮れる状態ではなかった。
川に向かってなだれ込むような、この木が一番のお気に入り。
花見の飲食自粛ということもあって、ゆっくりと公園を歩いて花見ができる。この木の写真を撮ったのは5~6年ぶりくらいかな。
いつもはこの木の下も、ビニールシートびっしりで誰かが何かを食っている。
それでも、広い公園の敷地に収まり切れずに、「そこ、人の家の前やろ!」というような所までシート敷いて何か食ってる。
不謹慎だとは思う。けど、あえて言ってしまおう。この静かな花見はコロナがもたらした恩恵。
まあ、それでも人多いけどね。自分もそのなかの1人だし、許してもらおう。
みんながんばってるから、お花くらいはさせてもらおう。
「気分転換しないと、死んでしまうよ」
うっすらピンクのかわいい桜。
桜って絵で描かれているとだいたいしっかりピンクなのに、実際はけっこう白っぽいよなあ。
写真をピンクに色づけしてみた。
まるで浮世絵。
今日の気分転換はモロゾフ本店プリン
定期的にモロゾフのでかいプリンが食べたくなる。
ちょっと足を運べば全国に点在しているモロゾフのお店なので、手に入れるのに苦労することはないが、本日は本店に繰り出し、巣ごもりの贅沢といこう。
モロゾフの本店は、神戸三宮。
そちらにのみあるのが、「兵庫県産こだわりミルクのカスタードプリン」
大きな特徴は、生クリームがたっぷりと乗っかっていること。
フワフワです。
プリンは定番のよりも、ミルクのせいなのか色は薄めで、食感は少しだけやわらかめ。
やわらかいのあまり得意じゃないのですが、これくらいなら逆にとろけ感がいい感じ。
普段はモロゾフのプリン一個食べるの精一杯なので、大丈夫かなと思っていましたが、ぜんぜんいけました。でも食べ応えはあるなあ。
生ケーキみたいなプリンなので、日持ちがしない。本日中だったかな…?買う時に店員さんに念を押された。
なので、家族に買ったのはスタンダードなプリン。これは私だけの贅沢。
だってヤツラいつ食べるかわからないもの。
本店から移動して、もう一品。
プリンダックワーズ
正直ダックワーズあんまり好きじゃない。
元々クッキーとかビスケットとかが苦手なので、この手の洋菓子は食べない。
でもこれはおいしいと聞いたので、買ってみた。
外のサクッと具合、中のフワッと具合がちょうどいい。
真ん中にプリンクリームがちょうどいい量。この加減が上品なお味になるのかも。
お菓子は和洋問わず、外と中身のバランスはなかなか微妙な関係。
もちろん味が一番だけど、量のバランスで全然違ってくる。
すごいプリンの味がするわけじゃないが、ほんのり…?
しつこくなく、パサパサ感なく、モチャモチャ感なく、お茶受けにちょうどいい。これならダックワーズ食べられるかも。
こちらは取り扱っている店舗が限られているそう。
買ったのは、神戸阪急。
「他でも売ってます?」ときいたら、「問い合わせてみないとわからない」という答え。モロゾフ店舗の数すごいものなあ。そりゃ、いちいちわからんわなあ。
猪肉買いに篠山にドライブ
冬の楽しみ
今週末はぼたん鍋にしよう。
ということで、恒例の丹波篠山へドライブがてら、猪肉を買いに。
猪肉を売っているお店はいくつかあるのだけど、今回はお取り寄せでもお世話になった「おゝみや」さんへ。
こちら猪肉専門店「おゝみや」本店
お店の前にいらっしゃいます。
お店の中から、後ろ姿を。
学生歌としても歌われ続けていたので、歌詞もいろいろとバリエーションがあったり、創作されたりと、なかなか面白い民謡の1つ。
あとの半年ねて暮らす ヨーオイ ヨーオイ デッカンショ
これが一番有名な歌詞。
子供の頃、漫画か何かで読んで、えらく気にいった。
睡眠大好きな子供だったんで、憧れたんだろうなあ、この歌詞に。
レトルトカレー好きの旦那がしっかりと握りしめてレジにやって来た。
篠山に来ると、必ず寄る「大正ロマン館」
旧篠山町役場を保存利用した建物だそうです。
篠山市の観光拠点になっている施設で、物産館やレストランがあります。
地元の特産品がいっぱい。
季節によって特別に販売されるものもあるので、そのへんが毎回立ち寄る理由かな。
秋の栗は言わずもがな。山芋もおいしいので、この店に限らず、あちこちに売っています。
奥はレストラン。
黒豆とか猪肉のメニューがあります。
まだ入つたことないんだけど、きっとレトロでいい感じなんだろうなあ。
手前のカフェコーナーで休憩。
黒豆コーヒーと黒豆コロッケ
以前どっかで飲んだ黒豆コーヒーはえらく粉っぽかったけど、
こちらのコーヒーはあっさりと飲みやすかった。
コロッケは注文してから揚げてくれるので、しっとり熱々。
天井が高くて広々とした空間はとても過ごしやすいです。
シーズン時はいっぱいやけどねえ~
てことで、晩餐。
ロマン館での本日の収穫。
地酒と良いアテになるお豆。
地元、兵庫めぐりはまだまだ続きそうやなあ。
三都が楽しめる山の中の「宝塚北サービスエリア」
緑に囲まれた宝塚の山の中に、華やかに現れる宝塚大劇場とよく似た建物。
新名神高速道路のサービスエリア「宝塚北サービスエリア」
完成したのは2018年ということで、いろんなメディアで紹介されてかなり混んでいるということだった。
今回は初めて立ち寄った。きっと空いてると思っていたけど、そこそこにぎわっていた。でもまあこのレベルなら蜜じゃないよな。
車のナンバープレートは、神戸、大阪を始め、関西近郊ばっかり。そりゃあそうだなあ、今はしょうがないよなあ。
場所は宝塚だし。
兵庫、大阪の憩いの場所。遥か昔から癒し続けてきてくれた我らが愛しの宝塚だもの。
コロナ禍の中、サービスエリアで楽しませてくれるなんて、さすがじゃないの。
中は宝塚色満載で、華やか。
宝塚のおみやげのディスプレイは見ているだけでも、気分が華やぐ。
おみやげにウケそう。
おみやげにほしい。
宝塚といえば「手塚治虫」先生。
久々にまた行きたくなるなあ、手塚記念館。
やっぱり一番かわいいわ。この子。
今回迷って買わなかったけど、次見たらきっと買いそう。マグカップ。記念館にも売ってるだろうな。
このサービスエリアは神戸、大阪、京都の三都のおみやげがそろっているのが魅力。
おみやげといっても、ザ・おみやげという商品ではなく、それぞれの場所でお店を構える人気店が顔をそろえていること。
なので、地元の人間が行っても楽しい。気になっているお店のものがいろいろと目についてしまう。現地に足を運ばなくても買えるんだから。
通販で買うより、やはり現物目にするとダメですねえ。そそられる。買いやすい。
三都に加えて、大好きな淡路島や滋賀、瀬戸内の品々まで並んでいるので、そそられるったら。しかも、見たことある!という人気ものばかり。
で、今回買ったものはというと。
牛スープのラーメンというのは、よくよく考えればめずらしいなあと思って。
猫のモチーフにこだわったチョコレートやクッキーのお店「シャトロワ」のアーモンドショコラ。お店は神戸元町にあります。
こちらのサービスエリアの人気ショップ「森のパン」
サービスエリアにはめずらしく、お店で焼き上げる本格的なパンだそうです。
こちら人気商品の1つ「カレーパン」
とろりと卵が入っております。
あと、人気ナンバーワンのウィンナーのパンは、とてもジューシーでおいしかった。
小腹が空いたので、買った「神戸コロッケ」
サービスエリアでコロッケ食べるの好きなのですが、今まで食べた中では余裕でおいしい方に入ります。ちょっと高いけど。
後、アトムカレーと瀬戸内のおつまみ「レモスコイカ天」ていうスナックを買いました。スナックはレモン味で、辛くて酸っぱくて食べたことない奇妙な味。飲む酒を選ぶタイプですね。ジャンキーなものに合うのはやっぱり炭酸系かな。
宝塚北サービスエリアで必ず紹介されるのが豪華なトイレ。確かに足を踏み入れたとたん、「おお」ととりあえず声は出ると思います。サービスエリアのトイレとしては異色。広くて清潔なのが気持ちいいです。
この週末はサービスエリアで楽しんだ。山の中だし、隔離されてる感がいいじゃないの。みなさん、これからどこへ行くのかな。気分転換大事やもんね。
横尾忠則現代美術館の「緊急事態宣言」
毎回展覧会が楽しみな、神戸市の横尾忠則美術館
現在は「緊急事態宣言」が開催中。
美術鑑賞は、自分にとってモヤモヤしている気分を落ち着かせてくれる安定剤の1つなのだけど、横尾氏の作品は落ち着かせてくれる+吹っ飛ばしてくれる力を持っているので、心にいろいろなことがたまって重くなってきた頃に行くと、とても良い。
美術館の解説いわく、
横尾氏がこれまで描いてきた「虚実が交錯するかのような緊迫した状況」の作品を集めた展覧会が「緊急事態宣言」。
コロナ禍を多分に意識した「危機的状況」がテーマの作品が並んでいます。
エントランスで、手指の消毒、名前等を書類に明記。
チケット買って、いざ入館。
こちらの美術館の凄いところは、写真撮影が許可されているところ。
最近博物館では部分的に許可してくれているところも見かけますが、美術館ではさすがに少ないですね。
といっても、あんまりバシャバシャ撮っている人もいませんし、そこは節度とかありますから、お気に入りのものだけをいただきました。
この展覧会の象徴的な作品で、ポスターにもなっている左側の作品は、アンリルソーの有名な絵画「眠るジプシー女」のパロディ的作品。
月光の元、砂漠で眠っている女性とライオンを描いた幻想的な絵画ですが、横尾氏のライオンはなんと女性を食い殺そうと襲い掛かる。眠るどころか必死に抵抗する女性。
まさに危機的状況。
隣の男性も、なんか怪物に襲い掛かられているし、
こちらもまさに危機的状況。
こんな絵画がいっぱい並んでいます。
なんか気に入った作品。
パニック感満載。
園児に描かれたような人間が横たわっていますが、いったいどうして、またなんで…?という状況。
もう1つのお楽しみが
あちこちに散らばっている小さなパネル。
横尾氏がウェブ上で展開している「ウィズコロナ」の作品たちで、さまざまな写真や自作の絵画に、横尾氏のトレードマークの“ベロンと舌を出した真っ赤な唇”のマスクがほどこしてあるもの。
これはなかなか笑えて楽しい。
神戸新聞ウェブサイトいわく、
「疫病の流行を背景にした奇抜でアイロニカルなコロナアート」
横尾さんにしか出来ないし、横尾さんだからこそ笑える。
お昼にはちょっと早かったのですが、併設の「パンダカフェ」でランチ。
野菜いっぱいのカレー。
辛すぎないので、食べやすいと思います。
カフェ名物、横尾忠則デザインの器。
横尾デザイン顔面コースター
近くの席では、2人のばあちゃん連れが「久しぶりだわあ」とおそらく数か月ぶりの美術鑑賞にご満悦。
「でも今日の絵はちょっとむずかしかったわねえ…」
と、うなずき合っていた。
心にたまった重たいものを本日もふっ飛ばしてくれた横尾絵画に感謝。
ばあちゃんたちと共に、ウィズコロナまだまだがんばります。
地元のホテルで飲み放題
県をまたいで出かけることができなかった今年の夏。
旅行も行けなかったので、「ビールしこたま飲みにいくか!」
ってことで、ビアガーデンかビアホールを目指した。
探すと、ホテルオークラのブッフェレストランが、ブッフェを休止してビアホールを営業しているとのこと。
旅行の代わりということで、ちょっとばかし豪勢に。
ホテルオークラ神戸は、メリケンパークに建っているので眺めは最高。
でも普段はまず用がなければ来ることはめったにない。
良い季節にはプラプラ歩いていくには気持ちいいんだけど、殺人的暑さの夏はキツイ。
こんな機会がないとわざわざ電車で行くことはないかも。
ブッフェレストラン「有明」は三階で、窓から神戸らしい景色を堪能しながらお食事ができる。
まあ、しょっちゅう見ている景色ではあるんだけど。
ダンナなんか通勤で毎日見ている。
どこでもそうなんだろうけど、観光名所も近所の人にとってはいつもの景色なわけで。
それでもやっぱり愛着はあるし、どっかから帰ってきて地元の景色が目に入るとみんなホッとする。
ディナーのメニューは決まっているのですが、飲み放題コースをプラス。
横並びの席で、お隣とのしきりもありました。
外が暗くなってきました。
こちらテラス席もあります。
もう少し涼しくなれば気持ちいいだろうなあ。
ブレました。
飲みすぎか。
ポートタワーの展望カフェだったところが、現在は日本酒バーになっているとか。
ぜひ行ってみたい。でもなかなかタイミングがない。
肉料理はローストビーフ。
当然だけどおいしい!
この後の麺類とデザートの写真撮るの忘れた。
外にカメラを向けると、すでに店内と混じり合う暗さ。
「泊まりたいなあ~」
「泊まろかあ~」
と言い合いながらシャトルバスに向かう。
やっぱりねえ、さすがにねえ、電車に乗ったらすぐだもの。
ごはんはまた来たいです。飲み放題。