「どっか行きたいなあ~」と愚痴っている間に年月がたち、
最近は、逆にもう出かけるのが面倒になってきた。
というのは、『トイ・ストーリー』のウッディのセリフだったか――。
でもお花を見ると気分が晴れるのは、年くってきた証拠ということで、
アジサイどうよう夏を告げてくれる爽やかなゆりの花を見に行った。
篠山の「玉水ゆり園」
敷地内はいくつかの区画に分かれていて、入園すると地図をいただけるので、それを見てまわります。
こういう光景をまのあたりにすると、まずだいたいみんな「ふわあ~(*‘∀‘)」て言います。
で、徐々にゆっくりじわじわ見始める。
手前はまだまだツボミの方が多い。遅咲きのゆりは全部ツボミの区画もありました。
だいたいユリというと、こういう白が定番で浮かびます。
こんなにいろんな色をいっぺんに見られるのはめずらしい。花が1つ1つ大きいので、迫力満点です。
こういうかわいらしい色合いは見たことないかも。
どうしても笑っているように見える。
わざといろんな色を混ぜて植えてある区画。
わちゃわちゃとにぎやかで楽しそう。
あじさいエリアもあって、
「アジサイも咲き始めてますから、見て行ってください」と、園の方がおっしゃってたけど、うちの近所のアジサイはもうこれでもかというくらい満開なので、場所によって違うんだな、お花って。
よく知られた話ですが、この綺麗な部分は花びらではなく、ガクの部分。
ゴチャゴチャして地味な部分が花。
よく見ると葉っぱの端っこにハエが……。
みなさんのんびり散歩時間。
思うところも、言いたいこともいっぱいそれぞれが持っているんだろうけれど。
コロナが落ち着いたとき、いろんなことが何ごともなく戻っているのだろうか、それとも微妙に違っているのだろうか。